防振双眼鏡を購入しました!②(比較編)

前の記事で防振双眼鏡について書きましたが、こちらでは私が持っている他の同倍率の双眼鏡と比較して書いてみようと思います。


まずはスペックから。詳しくは各社HPなどご参照ください。
(値段など2014年11月23日時点で調べたものです)

①OLYMPUS 10×21DPC
対物レンズ有効径:21mm
実視界:5.0°
見かけ視野:50.0°
1000m先における視界:87m
明るさ:4.4
重さ:170g
値段:4,980円〜

OLYMPUS 双眼鏡 10X21 DPC I

OLYMPUS 双眼鏡 10X21 DPC I

②vixen NEW FORESTA HR10×42WP
対物レンズ有効径:42mm
実視界:6.5°
見かけ視野:59.1°
1000m先における視界:115m
明るさ:17.6
重さ:670g
値段:26,105円〜

③Canon 10×30IS
対物レンズ有効径:30mm
実視界:6.0°
見かけ視野:60°
1000m先における視界:105m
明るさ:9
重さ:本体600g+単三電池2本(50g前後)
値段:46,280円〜

購入した順に①〜③と表記しています。
全て10倍の双眼鏡です。①を一番長く使っていたと思います。
②は使用期間1年弱、③は東京ドームで1度使用しました。

①はレンズの小さいコンパクトタイプのものです。
このくらいの双眼鏡を使っている方が多いのではないでしょうか?
とにかく軽くて小さいので、持ち運びに便利で長時間構えても負担が少ないところがいいと思います。
ただレンズが小さい分、視野が狭く明るくはないです。

②は以前防振が気になっていたときに、やはり手に入れるまでに時間がかかるということで某電気屋さんの売場の係の方に相談して購入したものです。
これはとにかく明るいです!
①が明るさ4.4、③が9に対して17.6なので、なんかよく分からないけど数字を見ただけで違う!と思うのではないでしょうか?
JHONNYS'2020WORLDで使ったときに見えたもので言うと、河五フライングの時にスクリーンの隙間から見えるマンションの子がどんなことしてるかわかったり、暗いステージでA.B.C−Zが台に乗って手を繋ぐところとかとにかく暗いところで動いてるものがよく見えます。
ちなみに帝劇、日生の2階後列だと10倍でも良いですが、2階前列あたりだと同じ種類の8倍あたりがいいと思います。(大きさはほぼ同じ、明るさは28.1なので更に明るいです。)
②を使ってから③を使ったときよりも、①から②に変えた時の驚きの方が大きかったです。
双眼鏡を変えただけでこんなに違うのか!高い双眼鏡なんてそこまでの価値があるの?と思ってた自分は何だったんだ!っていうのがその時の感想です。
今思えば、わたしはこれを買ったから高い双眼鏡を知り味をしめて防振に手を出したのかもしれないです…。
ちなみに②はWPとついている通り、防水機種です。これを持って関ジャニ∞の味スタへ行ったので雨も放水も大丈夫でした。
野外でのコンサートにも使えます。(ただしお手入れはしっかりと!)

③は前の記事でも書きましたが、重いし大きいし(私の場合は②を挟んでるので重さや大きさに違和感は感じなかったですが)別にすごく明るいわけでもないですが、防振ボタンを押して覗いたときのピタッと止まる感覚を知ってしまうと病みつきです。
外的要因を含め頑張ってもどうにもならない揺れを無かったことに出来るのすごい!
東京ドームのスタンドで使ったんですが、逆サイドの外周を歩いてる子の表情が分かりました。
今まで他の双眼鏡を使った時には、見たい子を探して判別は出来るけど細かい表情ってよく見えなかったなと思って防振の偉大さを感じました。


長々と書いた割にたいしたことないですが、個人的には舞台メインの方には②(今回は同じ倍率で比較していますが、舞台を見るなら倍率は8倍あたりがいいと思います)を、大きめの会場でのコンサートメインなら③をオススメしたいです!
とにかく重いのは嫌!小さくて軽いのが良い!という方にはコンパクトタイプですね。
コンパクトタイプもいろいろあるので、予算や用途などを決めて売場の人に相談するのがいいと思います!
(ちなみに舞台で倍率が低いものを使いたいときはNikonの遊(4倍)を使っています。小さく軽くてはっきり見えます。明るさは6.3だそうです。価格は1万ちょっと〜でした。)
全体的にかなり個人的な感覚なのですが、もし防振で迷っている方がいたら用途にもよるけど違う選択もあるし、少しでも参考になればいいなと思います。
あとは、用途や上限金額を決めて売場に行けば店員さんがより詳しい話を
してくれるので積極的に相談してみてください。
気に入らなかったり迷ったら「ありがとうございます。少し考えますね。」と言えばいいだけです。
ここまで読んで頂いた方がお気に入りの双眼鏡で素敵な思い出を作れますように!